「クリニック」患者さんが安心するクリニック内装のポイント
患者さんが安心するクリニック内装のポイント
みなさんこんにちは! 新居浜・松山・今治・西条・四国中央などの愛媛県内での実績多数!クリニック設計・施工専門店のクリニック建築ラボです。
クリニックにおける内装は、患者さんの不安や緊張を和らげ、安心して診察や治療を受けられる空間をつくるためにとても重要です。特に初めて来院する患者さんにとって、院内の雰囲気はクリニックの印象を左右する大きな要素となります。本コラムでは、患者さんが安心できるクリニック内装のポイントをわかりやすくご紹介します。
1. カラーコーディネートの工夫
色は心理的な影響を大きく与える要素です。クリニックでは、以下のような色使いを意識しましょう。
- ホワイト系をベースに清潔感を演出。
- ベージュや淡いグリーン・ブルーをアクセントに使用し、心を落ち着かせる雰囲気に。
- 強すぎる色や派手な配色は避けることで、安心感のある空間に仕上がります。
2. 照明による空間演出
照明は、空間の印象を大きく左右します。
- 受付や待合室には温かみのある間接照明を取り入れる。
- 診察室には十分な明るさと調光機能を設けることで、患者さんの目への負担を軽減。
- トイレや廊下にも柔らかい照明を用いて安心感を提供。
3. 素材と仕上げの選定
触れる場所や目に入る素材の質感も、安心感に直結します。
- 木目調や布調のあたたかみある素材を使うと、自然な印象を与えます。
- 光沢の少ないマットな仕上げは落ち着いた雰囲気を演出します。
- 清掃性と抗菌性を兼ね備えた素材の使用で衛生面の安心感もプラス。
4. 音環境とプライバシーの配慮
音の配慮も、患者さんにとって大きな安心材料になります。
- 診察室から待合室への音漏れを防ぐ防音設計。
- 待合室にリラックスできるBGMを流すことで緊張を緩和。
- 相談スペースやカウンセリングルームを設け、個別対応が可能な設計にする。
5. 視認性と動線のわかりやすさ
迷わない、スムーズに移動できる設計は、患者さんに安心感を与えます。
- サイン(案内表示)を分かりやすく配置。
- 受付・診察室・トイレなどへの動線を明確に設計。
- 高齢者や子どもでも迷わず移動できるよう配慮。
6. 待合室の工夫
患者さんがリラックスして待てる空間は非常に重要です。
- 椅子は適度な距離を取り、パーソナルスペースを確保。
- 自然光を取り入れた明るい空間設計で開放感を演出。
- 観葉植物や絵画などを配置し、癒しの空間を演出。
7. 清潔感を保つ設計
視覚的にも、実際の使用感でも清潔であることが求められます。
- 壁や床、什器類に汚れが付きにくい素材を選ぶ。
- ゴミ箱や収納を目立たない位置に配置して整理整頓された印象に。
- 定期的に清掃がしやすいレイアウトを意識する。
まとめ
患者さんが安心できるクリニック内装は、視覚的なデザイン性だけでなく、心理的な配慮・動線・音・照明・清潔感など、さまざまな要素のバランスで成り立ちます。デザイン性と機能性を兼ね備えた空間づくりを行うことで、患者さんの信頼を得られるクリニックを実現できます。
新居浜・松山・今治などでクリニックの開業・リニューアルをご検討の際は、ぜひ参考にしてください。