「クリニック」診療時間外にも活用されるクリニックデザインとは?
診療時間外にも活用されるクリニックデザインとは?
みなさんこんにちは!
新居浜・松山・今治・西条・四国中央などの愛媛県内での実績多数!
クリニック設計・施工専門店のクリニック建築ラボです。
クリニックの設計というと、「診療時間中の効率性」や「患者さんの安心感」に焦点が当たりがちですが、実は“診療時間外の空間活用”も、これからのクリニックづくりにおいて重要なキーワードです。
本コラムでは、クリニックを診療時間外にも活用することで得られるメリットと、それを可能にする建築・内装デザインの工夫についてご紹介します。
1. なぜ診療時間外の活用が注目されるのか?
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地域との関係性を築く
→ 地域住民とのつながりを強め、信頼される存在に。 -
空間を無駄なく使える
→ 夜間や休日に“遊んでいるスペース”を有効活用。 -
ブランディングにつながる
→ 医療機関としての社会的な存在価値を高めることができます。
2. 実際の活用事例と設計の工夫
● 健康セミナー・地域イベントの開催
待合室や多目的ルームを使って、
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健康教室
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介護相談会
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子育て世代向け講座 などが開催可能。
設計の工夫:
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スライド式の間仕切りで空間を柔軟に切り替え可能に
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プロジェクターや音響機器の配線を事前に確保
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夜間利用を想定した照明の演出も重要
● スタッフの勉強会・採用説明会などの社内利用
空いている時間を活かし、
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医師・看護師向けの研修
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新人職員向けのレクチャー
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採用活動にも活用できます。
設計の工夫:
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オフィス用途としても使える多目的スペース
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防音性を高めた小部屋を設置
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動画撮影・配信設備も考慮することでDXにも対応
● サードプレイス(第三の居場所)としての機能
地域住民が「ふらっと立ち寄れる」ような、安心・交流の場に。
設計の工夫:
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カフェ風の待合スペース
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ギャラリー風の壁面ディスプレイ(地元作家の作品展示など)
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書籍コーナーやキッズスペースを取り入れる
3. セキュリティとゾーニングの徹底が成功のカギ
診療スペースと共用・地域開放スペースは、しっかりとゾーニングを行うことが不可欠です。
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カルテや医療器具は完全に鍵付きエリアへ
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エントランスから別導線でアクセスできる間取り
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モニター付きの監視カメラ・セキュリティ設備の設置
4. 活用によるメリットとは?
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地域からの信頼向上:「開かれたクリニック」として認知される
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スペースの稼働率アップ:結果的にコストパフォーマンス向上
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スタッフの満足度向上:研修・福利厚生の場としても活用可能
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話題性やメディア取材につながることも
まとめ
これからのクリニックに求められるのは、診療時間中の効率だけではありません。
“地域に愛され、柔軟に活用される空間”こそが、クリニックの新しい価値を生み出します。
クリニック建築ラボでは、新居浜・松山・今治を中心に、診療時間外活用を視野に入れたクリニック設計をご提案しております。
空間の可能性をもっと広げたい先生方、ぜひ一度ご相談ください。